格安データSIM(LTE対応)業者比較表(2013年12月現在Update!)
公開日:
:
最終更新日:2013/12/22
MVNO
LTEに対応している格安SIM業者(MVNO)について、主要な業者とプランについてまとめてみました。
運営会社別、料金別にソートができます。
概ね月額1,000円未満での競争なので、料金面ではキャリアは気にする必要はないかも知れませんが、利用形態(短期間でデータ量が急上昇する可能性があるか、そうでないか)によっては検討の余地があるかも知れません。
とりあえず下記の比較表をご覧ください。
主要な格安SIM提供業者
サービス名 運営会社 初期費用 最安月額利用料 サービス特徴
OCNモバイル ONE NTTcom ¥3,150 ¥980 ・左記プランで30M/日の高速通信が可能
・NTTグループなので安心感はあり
・SIMカードは3枚まで発行OKで通信容量の分け合い可能
※この場合の月額利用料は最安プランで2,425円
・SMSの利用も可能
※この場合の月額利用料は最安プランで1,106円
※SMSは毎月5通送信まで無料。以降は3.15円/通(海外は50円/通)
・回線開通月の月額利用料は無料
BIGLOBE 3G LTE Biglobe ¥3,150 ¥980 ・左記プランで1G/月の高速通信が可能
・SIMカードは3枚まで発行OKでで通信容量の分け合い可能
※この場合はの月額利用料は3,980円
・SMS利用は不可
・Biglobeの会員であれば月額770円から利用可能
・回線開通月の月額利用料は無料
b-mobile 日本通信 ¥3,150 ¥1,980 ・左記プランで1G/月の高速通信が可能
・日本通信はデータ系MVNOを日本で最初に仕掛けた会社で、イオンなど本業が通信事業者ではない業者が提供するMVNOのバックエンド(MVN)も手掛けている
・別プランで、音声通話もできるSIMや、プリペイドSIM等豊富なラインアップもそろえている
IIJ mio IIJ ¥3,150 ¥945 ・左記プランで500M/月の高速通信が可能
※低速(200kbps)と高速(LTE)の切り替えがアプリ単位で可能
・SMSの利用も可能
※この場合の月額利用料は最安プランで1,092円
・SIMカードは3枚まで発行OKでで通信容量の分け合い可能
※この場合はの月額利用料は2,688円
U-mobileD U-next ¥3,150 ¥714 ・左記プランで1G/月の高速通信が可能
※但し、1Gを超えると自動的に2079円の月額利用料となってしまうので注意!
・SMSの利用も可能
※この場合の月額利用料は最安で872円(但し1G/月を超えると2,237円の月額利用料となる)
・回線開通月の月額利用料は無料
データ容量は「日ごと」のタイプと「月ごと」のタイプがある
それぞれの業者が提供しているプランは、一定期間のデータ通信容量が設定されています。一定期間内に決められたデータ利用が発生すると、以降は高速データ制限がかかり、制限が解除されるまでは、128Kbps~200Kbpsにスピードダウンするという仕組みです。
例えば、NTTcomが提供するOCNモバイルONEでは、1日の高速データ制限量は30Mとなっています。
つまり、1日のなかで30Mの高速通信を行った場合は、当日一杯は低速通信でのサービスになり、高速通信が再スタートするのは、翌日からとなるということです。
一方、NTTcom以外の業者では、データ制限は1日ではなく、1ケ月単位で、500Mや1Gの容量を提供しています。
月頭からデータ量が積み上がり、500Mや1Gの容量を使い切った場合は、当月末までは低速通信を強いられることになります。
なので、月頭から調子に乗ってヘビーにブラウジングをしたり動画を集中的に見たりすると、月のかなり早い段階で低速通信になってしまう危険性があるということなんですね。
ということで、個人的には毎日のデータ容量が小刻みに設定されているOCNモバイルONEがおすすめです。
調子に乗って、当日ヘビーに利用してしまっても、30Mまでで制限がかかり、翌日はまた高速通信ができますからね。
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